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レビュー@もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG前章

今回のレビューは「もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG前章」です。

例によってエロゲであることと多少のネタバレに注意してご覧ください。


・シナリオ
ファンタジー世界を冒険する本格ロールプレイングゲーム!
主人公は、勇者見習いの少年。
英雄だった父の背を追い、冒険の旅に!
果たして彼の運命は? 長い旅の果てに、目的を叶えることはできるのか?
※販売サイトより引用

男性受け(逆転無し!)と人外の魔物娘を売りにして
記録的なヒットとなった"もんくえ"(三部作)からの
外伝的なRPGツクール製のヤリコミ向きRPG作品です。
世界観は共通のようですが
「ぱらどっくす」が示すように
「もんくえ」とは異なる部分が出てきたり
仲間選択/戦う勢力選択など分岐や周回向き要素もあり
シナリオの作り込みも凄いと思いました。

シリーズ恒例の問題点で
発売時点で完結せず、謎は多いのに続きの発売時期は未定。
そしてもんくえの世界観やシナリオを
「知っているのが前提」と感じる展開も多く
その辺りの配慮は少し足りないと感じました。
自分はプレイ済みなので影響はほぼありませんが
初見の方は正史の展開や用語など分からない部分も出るようです。


・システム
RPGツクール製の長編RPG
(の三部作の1つ目)ではありますが
何も無い、未改造のツクールと比較して
恐ろしいほどの要素が追加改造されています。
(知らないでプレイすると気が付かない人も出そうです)
公式サイトでも非常に長いマニュアルが公開されていて
キャラの対談形式で分かりやすくする配慮もあり
クリアするだけならある程度の知識で十分で
ヤリコミには細かい仕様理解なども必要という感じです。

難易度選択/引継ぎ周回プレイ/豊富な種族と職業、技や装備
種族や職業で習得するアビリティ/種族や職業マスター後の上級職と上級種
キャラの個性演出にも役立っているキャラ固有アビリティ
アイテム合成/厳選不要な手軽な育成/デスペナの軽さ
ダッシュ/文章スキップ/戦闘演出簡略化など各種設定
敵味方や装備アイテムなど多様な図鑑
次の目的地やサブイベントを教えてくれる機能
敵の仲間化と好感度/戦うのは4人で控えも4人の8人パーティ
店などの機能を集約し仲間と会話も出来る拠点の"ポケット魔王城"
もんくえ本編でお馴染みの受身コマンドやHP/SPの要素(本作はMPもある)

自分で書いていても多くて長いと感じました。
システム自体はもんくえと同じ形や昨今のRPGで見た物が多く
それだけに遊びやすく、本作独自の仕様にも慣れやすい印象です。
キャラ性能は個性が強く苦手分野もありますが
素の難易度が高すぎず、キャラ愛重視でも遊べるし
縛りプレイや高難易度への挑戦系の要素も十分に揃っています。

要素が多いだけに把握は大変ですが
いつでも見られる説明用NPCも豊富なため
後から調べるの対応も出来るのは嬉しい配慮です。

一方、システム的な問題点としては
実は名前や参照ステータスが違うだけの技や装備も多く
実質的な水増しと言える要素がかなり多い事。
結果的に上位/下位互換となる物の数も多くなり
愛が無ければ使う必要性も薄くなっています。

「もんくえ」シリーズとして
要素の多さは魅力の一部とも言えますが
本作の場合は、その要素の多さが
水増しとして気になる部分が目立ったと思います。


・キャラ
前章の時点でも100を余裕で越える仲間キャラ数
既存キャラも多いですが新キャラも十分な数があり
やはりシリーズ恒例の「キャラ数で客の好みへ対応する」
という考えを感じます。

本作は特技/状態異常/プレゼントでの固有台詞
戦闘中の専用一枚絵でのカットイン
パーティキャラに応じた各地での固有会話とイベント
前述の拠点、ポケット魔王城でも
キャラ毎に固有の会話やパーティキャラとの掛け合い
などなど、キャラの個性を演出する機会が増えたため
キャラの掘り下げに関して、大幅に強化されています。

追加された個性が個人の好みに合わない可能性はありますが
外伝的な「ぱらどっくす」要素を受け入れられるならば
キャラ要素はより多く楽しめると思います。

ただし、こちらも
どのような組み合わせで発生するかは分かり難い部分もあり
攻略などを見なければ、自力で全て見るのは大変でしょう。
自分も、要素数が増えすぎたため
キャラの特徴を深く知る余裕が無くて
結果的に好みのキャラを増やす事が遅くなっていると思いました。


・エロ
男性受けという根本は同じですが
表で戦う人数が4人パーティになり
主人公以外も快楽攻撃をする/受ける事になります。
ルカ本人が「快楽攻撃をする」「逆転や魔物娘への責め」
という事は基本的に無く
主人公以外への快楽攻撃は文章程度であっさりしています。
メインは主人公という配慮とも言えるし
その他のエロは期待できないとも言えます。

回想はCG単体/イベントと、戦闘回想があるものの
戦闘は特定のパーティを呼ぶ=他の敵も混ざる事が多い点
"降参/なすがまま"のコマンドはありますが
任意の技を直接受ける戦闘中の"おねだり"は無い。

デスペナは軽い物ものの拠点に戻されるので
攻略中のダンジョンまで戻るのが面倒
(ワープやエンカウント操作は充実しているなど配慮はある)
打撃や魔法など快楽攻撃以外が充実したため
快楽以外の技での戦闘不能が多発など
戦闘中/回想共にエロが楽しみ難いと感じました。
他キャラが邪魔だからルカ1人パーティにしても
目当ての技を使ってくれない、むしろ非快楽攻撃で負ける
従来のようなエロの楽しみ方は
基本的に無理とも思えます。


完全な新要素の
仲間の好感度を上げてのH、BFも微妙。

仲間Hはキャラ固有で数個で
戦闘時の技があるとは限らない
または敗北時と被っている物も多い
既存キャラは新規CG/シーンは少ない or 無い
文章や微妙な差分で複数枠の場合もある。
つまり、好みのシーンがあった例が少なく
しかも好感度上げに少しの手間が必要だったり
図鑑が敗北時と別項目なので、まとめて見られない。

BFも「男性受け」を重視したためか
HPを高めて耐えるか否かだけ
図鑑での回想も無い?
と、魅力と言うには少し弱い内容でした。
(昔は一枚絵すら無かったらしい)

以上、全体的にエロ方面は
物足りない、嬉しくない要素の追加、手軽に楽しめないと
個人的に本作の悪い所の集約した部分と感じました。


・総評
シナリオは「もんくえ本編」と似ながら
しっかり「ぱらどっくす」の名前通りの相違点と
そして先が気になる内容になっていて
ゲームとしても、遊びやすさを追求し
多くの改造や、カジュアル/ヤリコミの両方を考えられています。
確かに「本格RPG」であり名作だと思います。

しかしシリーズ恒例の
三部作だけど、次が出るまでが長くて
忘れる/モチベが落ちるという欠点はそのまま
むしろ要素的な水増し感は強くなったとも感じ
エロ関連も戦闘とエロの両立という「もんくえ本編」の良さが減り
しかも回想などの手軽な楽しみ方としても劣化を感じます。

結果的に、ゲーム性は良いがエロはイマイチという
自分の苦手なタイプのゲームに近くなってしまい
単純なシナリオ/ゲーム性の質だけでなく
ゲーム性とエロのバランスが好きだっただけに
本当に残念だったという感想です。
※しつこいですが、ゲームとしては非常に面白い

ツクールとしての改造度が高いためか
発売当初は不具合も多く
DLゲームとしては販売数も多いためか
本当の不具合か、ユーザー側の不備かも分からない事や
ボリュームの多さから、安定版が出るまでも長かった事
最終版から見ても、次回作が出るのが遅いなど
完結してから遊びたい自分のような人は
さらに長い時間を待たねばなりません。

完成度は十分すぎるのは間違いありません
特に「戦闘中エロは重視していない」
「もんくえ+本格RPG」という要素に惹かれるならば
文句無くオススメできると思います。
もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG前章

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